人間と同じように、犬にもアレルギーや皮膚病が起こります。

近年、犬の皮膚トラブルが原因で動物病院へ訪れる飼い主さんは多いようです。

 

愛犬が体をかゆがったり掻いている様子を見るのはつらいですよね(>_<)

愛犬の皮膚トラブルが起こった場合、原因と対処法が分かれば、あわてず初期段階で行動に移せるはず!

 

愛犬の皮膚トラブルについて詳しく知りましょう!

の皮膚トラブルは増えている

悲しそうな柴犬

動物病院の診察の中で、愛犬の皮膚トラブルが原因で来診する飼い主さんは増えているようです。

 

・毛がひんぱんに抜ける

・毛ツヤが悪い

・毛がかたまりで大量に抜ける

・皮膚に赤みが出る

・よく体をかいている

・耳をかゆがる

 

 

犬の皮膚トラブルは、アレルギーや疾患などなまざまな原因で、皮膚の機能が正常ではなくなる事です。

「皮膚病」「皮膚アレルギー」「皮膚疾患」など呼び名は色々ありますが、皮膚にトラブルを抱える点では同じ意味です。


 

皮膚トラブルの原因

皮膚トラブルの原因はさまざまです。

摂取した栄養分の約30%は、皮膚が消費しているといわれ、栄養不足や栄養が偏った場合、皮膚病を発症します。

 

また、疾患にかかる事により皮膚トラブルが起こる場合もあります。

皮膚にかゆみが起こると、犬は患部をなめてしまったり、引っ掻く事もあるので、完治するまでの時間が長くなるでしょう。

 

直接命を落とす事はありませんが、体がずっとかゆい状態が続くのはつらいですよね(>_<)

愛犬の皮膚トラブルにしっかり向き合って治療してあげましょう。

アレルギー性の皮膚トラブル~原因と対策を知ろう~

ラブラドールレトリバーの子犬

愛犬にアレルギー性の皮膚トラブルが起こった場合の原因と対策を知りましょう。

食物アレルギーによる皮膚炎

アレルギーが原因の皮膚トラブルの場合は、食べ物が原因の場合が多いです。

元からアレルギー持ちの体質の場合であったり、同じ種類の食べ物を食べ続けるとアレルギー症状が出る場合もあります。

また、着色料や酸化防止剤などの添加物が原因でアレルギーを発症する場合もあります。

 

ニュースでも「食事でアレルギー症状が出た」という話題はよく上がっていますね。

人間と同じように、犬にもアレルギーは身近な問題です。

 

アレルゲンと呼ばれる物質に触れたり、食べてしまう事で体の免疫機能が拒否反応を起こし、皮膚アレルギーを起こします。

食物アレルギーによる皮膚炎の対策

 

食物アレルギーの発症を防ぐには、愛犬がアレルギーを起こした食べ物を知り、それを避ける事がおすすめです。

また、同じ食物を摂取しアレルギーを発症する事を防ぐためには、ドッグフードは違う種類の物に変えて、ローテションするなどの工夫が必要です。

さらに、着色料、酸化防止剤などの添加物に敏感な犬であれば、無添加ドッグフードを選んであげましょう。

アトピー性皮膚炎

 

アトピー性皮膚炎とは、食物アレルギーとは異なり、呼吸によってアレルギー物質を吸い込み、症状を起こす病気です。

原因はまだはっきり特定されていませんが、遺伝が原因と言われています。また、遺伝に加えて、ダニやハウスダストなどのアレルゲンに触れる事で発症するケースもあります。

アトピー性皮膚炎の症状はかゆみを伴いますので、夜中も体をかいてしまいます。

 

■アトピー性皮膚炎にかかりやすい犬種■

ゴールデン・レトリバー、ラブラドールレトリバー、シーズー、柴犬

 

アトピー性皮膚炎の対策

治療には軟膏やステロイド剤を使用したり、抗ヒスタミンや脂肪酸などを組み合わせるなどの薬を使用した治療方法が行われます。

もしアトピー性皮膚炎の発症の原因がダニである疑いが強い場合、ダニ対策を徹底的に行う事が大切です。

疾患による皮膚トラブル~原因と対策を知ろう~

悲しそうなブルドッグ
アレルギー性の皮膚トラブル以外に、疾患による皮膚トラブルが原因の症状もあります。

細菌性皮膚炎

犬の皮膚には、もともと住んでいる菌があります。

通常、この菌は悪さをする事はありませんが、体の免疫機能が低下したり、なんらかの原因で皮膚が弱った場合、皮膚炎が起こるケースがあります。

細菌性皮膚炎の対策

細菌性皮膚炎にかかると、皮膚に赤みが出たり、かゆみが出ます。症状がひどくなると化膿するので、抗生物質で症状をおさえる必要があります。

ただ、生まれつきアトピー性皮膚炎やアレルギー疾患を持つ犬が細菌性皮膚炎にかかってしまうと、完治するのが難しい場合があります。

真菌性皮膚炎

真菌性皮膚炎は、犬の皮膚にもともといる「カビ」によって発症する皮膚炎です。

健康な状態であれば、皮膚にそなわるバリア機能が働いているのでカビが悪さをする事はありません。

ですが、免疫力が落ちるなどして皮膚のバリア機能が崩れると、カビが感染します。

犬が真菌性皮膚炎にかかりやすいのは、子犬期だと言われています。

真菌性皮膚炎の対策

 

真菌性皮膚炎の治療は数ヶ月間続く事があり、長期間の治療が必要になるので、やっかいな病気です。

治療は服薬による方法と、殺菌効果があるシャンプーによって行う方法があります。

 

脂漏症

脂漏症はマラセチアという、もともと犬が持っている菌が活発になって起こる皮膚炎です。その菌の名前から、「マラセチア皮膚炎」と呼ばれる事もあります。

症状は、乾燥したフケが出て、皮膚がかさつくタイプと、皮膚が脂っぽくなりべたっとするフケが出てかゆくなるタイプがあります。

脂漏症の対策

脂漏症にかかったら、愛犬の症状に合わせて犬用シャンプーに変えるのがおすすめです。

また、脂漏症は食生活が原因で発症するケースもあるので、ドッグフードの種類を変えてみる、という方法もあります。

膿皮症

膿皮症は、犬の皮膚にもともといる「ぶどう球菌」が大量発生して起こる皮膚炎です。

はじめは膿のような発疹が小さく現れ、時間が経過するにつれて大きな発疹になり広がっていきます。そのままにしてくと皮膚に穴が空いたり、膿から悪臭が出る事があります。

膿皮症の対策

一般的には、抗生物質を飲ませてあげます。

また、殺菌力のあるシャンプーや保湿剤を使用して、肌のバリア機能を高めてあげます。

その他の皮膚トラブル~原因と対策を知ろう~

モノクロのブルドッグ

アレルギー性の皮膚トラブルと、疾患による皮膚トラブル以外に多い、犬の皮膚トラブルで多いのが「ノミやダニによる皮膚トラブル」です。

 

愛犬にかさぶたやフケが見つかれば、ダニが原因だと考えた方がいいかもしれません。

さらに、ノミは犬に皮膚炎を起こすだけではなく、犬を病原体として感染させる力もあります。つまり、犬がノミに感染すれば、人間を含む他の動物にも影響が出ます。

ノミによる皮膚トラブルの対策

 

犬に予防薬を飲ませる事で、ノミによる感染症を防げます。

また、ノミやダニはカーペット、タタミ、犬のベッドなどに潜み、増えていきます。

増殖を抑えるため、風通しを良くし、掃除をこまめに行ってあげましょう。

皮膚は愛犬の体調を示すバロメータ

犬は人間と違い、皮膚が被毛でおおわれています。

皮膚の状態によって、愛犬の健康状態を知る事が出来るはずです。

 

ぱっと見た印象だけではなく、お腹の裏やワキの下、足の付け根や指の間、顎の下や耳の裏など、細部まで見てあげましょう。

 

皮膚に異常を感じたら、早めの対策を行って下さい。

 

もちろん、普段から予防薬を与えたり、体を清潔な状態にするよう、お風呂に入れてあげる事も大切です(*^^*)

愛犬の皮膚に何らかの変化が起こってないか、飼い主さんがこまかくチェックしてあげましょう♪

犬と女の子

おすすめの記事