犬を飼っているなら、「ドッグフードの栄養バランス」を愛犬の体調や年齢に応じて配慮することが大事!

ですが、ドッグフードの栄養素はブランドによって異なりますし、犬の年齢やサイズによっては、細かな調整が必要になることも。

どんな状況下でも、愛犬の為のベストが何か知る為に、犬に必要な栄養バランスについて学んでおきましょう!

1ドッグフードの栄養バランス・知っておくべき「AAFCO基準」

pexels-photo-355952 (2)

ドッグフードを購入する際、店舗または通販サイトを利用することになります。

先にお話しましたが、ドッグフードの栄養バランスはブランドや規格によって異なります。

毎回事細かに調べるのは困難でも、基準である「AAFCO基準」を把握しておけば、どのようなフードを選べばいいか一目瞭然です♪

まずは、「AAFCO基準」がどのような基準なのか知ることからスターとです!

「AAFCO基準」とは?をなぜ参考にするのか?

AAFCO
AAFCO(読み方:アーフコ、アフコ)とは、全米飼料検査官協会(The Association of American Feed Control Officials)の略称で、ペットフードの栄養基準や原材料、表示に関する基準を公表している米国の団体です。

AAFCOの栄養基準には、あくまでたんぱく質や脂肪などの成分基準のチェックであって、原材料の品質はAAFCOの基準とは関係が無い部分であるため、高品質なドッグフードか判断するためにはAAFCOの基準を満たしているかということだけではなく、内容も吟味する必要があります。
引用:https://www.ugpet.com/guide/dog/food/institution/aafco

AAFCOはアメリカのペットフード検査機関の略称のことです。

上記では成分基準をチェックしているとの説明があるので、犬にとっての必要最低限の栄養素が何か把握するには十分な情報元となるでしょう。

ただし、原材料のクオリティーに関しては別途調べる必要があるので、最終的には企業コンセプトや生産への姿勢を飼い主自身が見極める必要があります。

実はドッグフードの栄養バランスは法律の定めがない

ペット 法律

引用:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/petfood/outline.html

近年、ペットに対する在り方が問われる中、2009年に「ペットフード安全法」が施行されました。

しかし、この法案の適応範囲はあくまでも「製造基準」や「表示基準」のみに留まっており、フード内に含まれる栄養素には言及されていません。

そのため、現在の日本ではドッグフードの栄養素や、栄養バランスに関する違法性を問う法律は制定されておらず、基準も明確に定まっていないのです。

しかし、ペット市場の拡大と共に顧客である飼い主達の目もシビアになっているため、企業は積極的に原材料の公開や製法へのこだわりをHPに掲載しています。

また、多くのペットフードがAAFCO(米国飼料検査官協会)のガイドラインに乗っ取り作られていることから、健康を大きく害するような悪質なドッグフードの製造は少ないと言えるでしょう。

フードの栄養バランスが種類によってちがう理由は?

AAFCO(米国飼料検査官協会)のガイドラインに乗っ取り作られているにも関わらず、栄養バランスに違いが出る理由それは「ブランドのコンセプト(趣旨・趣向)」の違いにあります。

そもそも、AAFCOが基準と置いている数値は、は犬に必要な最低限の栄養量なのです。

それを参考に、「子犬用のドッグフード」「成犬用のドッグフード」「ダイエット用のドッグフード」など、様々な趣旨、趣向で栄養バランスが変わってくるのです。

2 理想の栄養バランスはドッグフードで摂取可能?

pexels-photo-688961

一般的な犬の食事は「ドッグフード」と「水」がポイントとなります。

実質、ドッグフードだけが栄養素の吸収源になるので、バランスが気になるところですよね?

そこで、ドッグフードに不可欠な栄養素が何なのか調べてみることにしました!

犬に必要な栄養素とは?

ドッグフードの表示を片っ端からチェックするのは指南の技!

今回は基本となる栄養素だけピックアップしてみました。

「タンパク質」

成長や体の維持に不可欠な栄養素、それがタンパク質です!

タンパク質は被毛や皮膚をはじめ、筋肉や爪など体の多くを形成する栄養成分です。

AAFCOの基準においても、タンパク質の必要量が最も多く設定されています。

ちなみに、どのぐらいの値で設定されているかと言うと……、

  • 幼犬:22.5%以上
  • 成犬:18.0%以上

このような数値となります。

ですから、ドッグフードを選ぶ際は最も重要な栄養素のタンパク質が、この数値より下回ることがないように注意してチェックしてください。

「必須アミノ酸」

アミノ酸はタンパク質の元となる栄養成分です。

約20種類ものアミノ酸が様々な組み合わせで結合することで、体に必要なタンパク質へと形を変え組織を形成していきます。

しかし、このアミノ酸の多くは食事でしか摂取できないため、AAFCOの基準において重要視され明確に数値が設置されています。

この中で、食物の摂取により作りだされるアミノ酸を「必須アミノ酸」とよび、ドッグフードに配合されているかチェックしなければなりません。

必須アミノ酸の多くは肉や魚など動物性の原料に含まれているので、穀物ベースのドッグフードでは栄養不足に陥ることに。

故に、原料が肉や魚であることが重要なのです!

「必須脂肪酸」

犬にとって必須脂肪酸も重要な栄養素になります。

被毛や皮膚の維持に欠かせない必須脂肪酸ですが、中でもオメガ6(リノール酸)とオメガ3(α-リノレン酸・EPA・DHA)は食事で補う必要性があります!

そして脂肪酸のなかにも食事でしか十分な量を補えない種類があります。それはオメガ6(リノール酸)とオメガ3(α-リノレン酸・EPA・DHA)です。

AAFCOの基準を参考にすると、

  • オメガ6を幼犬1.3%以上
  • 成犬1.1%以上に
  • オメガ3を合計で0.13%以上

このように数値が設定されています。

ただ、オメガ6の過剰摂取は炎症物質の生成する要因になるため、基準値を守り摂取することが大事です。

個々で見分けることが難しくても、AAFCOの基準に基づいたドッグフードであれば、その辺りの基準値を守り生産されているでしょうから、他の栄養素をチェックするついでに見るぐらいで大丈夫でしょう。

「ミネラル」

カルシウムやナトリウム、鉄などの栄養成分の総称をミネラルと呼びます。

ミネラルは骨や歯、爪など骨格の形成に必要であり、神経やホルモンバランスや体内の水分量調整にも不可欠です。

ミネラル自体は100を超える種類が存在していますが、犬に必要な種類は「多量ミネラル7種類」「微量ミネラル11種類」となっています。

ちなみに100種類以上あるといわれるミネラルのなかで、ワンちゃんに必要なミネラルは18種類。

それぞれのミネラルは、ドッグフードの原材料を考えても不足するということはまずありません。

トッピングやおやつ、サプリなどを摂取することで、かえって余計なミネラルを摂取してしまうこともあるので注意が必要です!

ミネラルは必要不可欠な栄養素である一方、過剰摂取で体(腎臓)に負担がかかるため、人間で言うところの「薄塩」程度に留めるのがベスト。

NGなビタミンがある?!

「ビタミン=健康」とイメージする方も多いでしょうが、実は犬にとっては少々扱いが難しい栄養素なんです!

過剰摂取に注意すべきビタミンが存在しており、それを「脂溶性ビタミン」と言います。

次の4つは脂溶性ビタミンであるため、過剰摂取で肝臓への負担や血症の原因に。

  • ビタミンA
  • ビタミンE
  • ビタミンD
  • ビタミンK

水に溶けやすい水溶性ビタミンのビタミンB群であれば、適量の摂取で健康維持の要になってくれるでしょう。

ドッグフードの栄養バランスチェック方法

  1. ライフステージ別の表示品を選ぶ(子犬生後半年、成犬1歳など)
  2. 次に、ドッグフードの「成分表」をチェックしましょう。
  3. 成分は細かく分かれていることもありますが、基本的に100%中の◯%となるはず。
  • たんぱく質◯%以上
  • 脂質◯%以上
  • 粗繊維◯%以下
  • 灰分(ミネラル類)◯%以下
  • 水分◯%以下

上記のような栄養素が並び、その配合バランスが犬に必要な重要度合いに応じているか否か、一目瞭然となるでしょう。

(※極端な話ですが、タンパク質より繊維質や穀物が多い場合は、良質なドッグフードとは言えません。)

3 栄養バランスの良さなら「総合栄養食」

red-lunch-green-knolling (1)

結論からお伝えすると、総合栄養食のドッグフードには、次の2種類の内のどちらかが商品に記載されています。

「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されています。」

「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める給与試験の結果、総合栄養食であることが証明されています。」

総合栄養食を簡単に解釈すると、水とそのフードだけで健康維持が可能で、必要栄養素が補えることを意味しています。

全てのペットフードが上記の記載が許されたわけではなく、ペットフード公正取引協議会の分析試験や、給与試験をクリアした商品のみが「総合栄養食」として記載できるのです。

(※ペットフード公正取引協議会の分析試験や、給与試験はAAFCOに準拠して定めた栄養基準元にしています。)

総合栄養食のドッグフードとは?

上記の定義を満たした総合栄養食があるなら、水とそれだけで愛犬に必要な栄養が補えることになりますね!

あれこれ揃えずとも、シンプルな食事で総合的なサポートができるなら、ドッグフード1つに集約したいですよね?

そこで、総合栄養食として優れたドッグフードがどんなものか、人気商品をリサーチしてランキングにしてみました♪

4 総合栄養食・人気ドッグフードRANKING!

pexels-photo-545063

シンプル・イズ・ベストな総合栄養食のドッグフードランキング!

各ドッグフードの特徴やこだわりにせまってみましょう♪

【いぬはぐ】愛犬のおなかのことを考えて作ったドッグフード!
乳酸菌×オリゴ糖配合のドッグフード!
お腹のゆるいワンちゃんや、消化に負担がかかるシニア犬、子犬にも与えられるとあって多くの飼い主さんから支持を得ています!
その他にも6つの嬉しいポイントが、愛犬家の間で好評♪
原材料はよりすぐりのヒューマングレードで揃えているので、総合栄養食として優れているため堂々の第一位に輝きました!
豊富なアミノ酸やEPA、グルコサミンなど体の形成に必要な栄養素をバランスよく配合。
それにも関わらず、1日のコストが99円とコスパの良さも際立っていました♪

 

モグワンドッグフード
第二位のいぬはぐと接戦だったのがこの【モグワン】ドッグフード!
全犬種、全ライフステージ対応というコンセプトが多くの飼い主さんから支持を得ているドッグフードです。
ヒューマングレードの原材料を使用しているのは大前提であり、成分の半数がタンパク質というこだわりっぷり♪
肉食である犬ちゃんのことを、とことん考えて作られたドッグフードなんです!
シンプルな形状や原材料の構成は、トッピングの工夫ができると好評。
グルメな犬ちゃんの舌をうならせたい方におすすめのドッグフードです。

 

ネルソンズドッグフード
高タンパク・低炭水化物を中心に構成されたドッグフード【ネルソンズドッグフード】。
創業者のマイク氏と奥様は元々ブリーダーとして活躍しており、数々のコンテストで賞を受賞。
その経験から犬に必要な栄養素が何か、独自のレシピを考案しそれをドッグフード化!
そのため、ネルソンズドッグフードは基本的な栄養バランスに加え、見栄えの良さを目指すワンちゃんにオススメな栄養がプラスされているんです!
美しい毛並みやたたずまいをキープしたい、コンテストで入賞したい、このように考えている飼い主さんと犬ちゃんにおすすめなドッグフードと言えるでしょう。

今回ご紹介した3つのドッグフード以外にも、優れた栄養バランスを保持したドッグフードは販売されています。

これまでお伝えしてきやように、ドッグフード業界において未だ栄養素の基準は明確にされておらず、各メーカーのコンセプトを理解し、正しい知識を持ったや飼い主が選ぶ他ないのが現状です。

ただ食欲を満たすだけでは、栄養バランスは崩れやがて疾患や病気を招いてしまうことに。

そうならないためにも、栄養バランスのチェックは欠かさず、バランスのよい総合栄養食のドッグフードを選んであげましょう。

5 総合栄養食という考えに過信しすぎない!

attention-303861_640

「総合栄養食のドッグフードを与えているから、健康になんの問題もない」とは言い切れません。

ここでは、ドッグフード以外の食物について考えてみましょう。

おやつについて

おやつは1日のカロリー摂取量をオーバーする危険性もありますが、与え方や回数を守ることでコミュニケーションのツールとなります。

運動を沢山したあと、躾をしっかり守れた時、飼い主と愛犬の間にルールを設けて賢く与えることで、信頼関係のカギとなってくれるでしょう。

与えるおやつは、小ぶりで低カロリーなものがオススメ!

ドッグフードとは異なる食感であれば、面白がって食いついてくれるかもしれませんよ♪

愛犬の好みに応じて選んであげてくださいね。

手作りフードについて

市販のドッグフードを使用せず、原材料から調理して食事を用意する飼い主さんもいらっしゃいます。

最近では、【手作りフード】【手作り食】などと言い、一定層に人気がある食事法です。

アレルギーを持つ犬や、消化不良をおこす犬にとって有効な食事法である一方、栄養バランスの計算が難しいと挫折する飼い主も。

全てを知り尽くしていても、原材料が高くなり断念することも少なくないでしょう。

原材料全てに妥協せず揃えてあげたい気持ちは理解できますが、毎日の必要カロリーを与えるという点では、市販のドッグフードでも十分条件を満たしています。

どうしても栄養バランスが気になる場合は、次で紹介するトッピングを利用してみましょう!

トッピングについて

ドッグフードだけでは食いつきが……、そうお悩みの飼い主さんはトッピングを使用してみましょう。

ゆでささみや野菜、豆腐や生肉などトッピングは多種多様にあります。

塩分や栄養過多に注意は必要ですが、匂いや食感に違いがでるので犬の食いつきも変わるでしょう。

ドッグフードのメーカーHPに行くと、アレンジレシピを掲載している場合もあるのでぜひ参考に♪

よく用いられるトッピング例は以下のようなラインナップです。

  • 減塩チーズ
  • 豆腐やおから
  • 出汁をとったおかか
  • 湯で野菜
  • 湯でささみ

塩分やカリウム、ビタミンの過剰摂取の心配がない材料を湯がくか、火を通し細かく割いてトッピングしてあげると十分な総合栄養食になりますよ♪

6 まとめ

pexels-photo-1174081

愛犬の健康を考える上でのキーポイントは、必要な栄養素がバランスよく摂取できているかどうかにかかっています。

市場で販売されているドッグフードは、ブランドによって原材料や製法に違いがあるため、「安心」「安全」というラインを飼い主自身が見極める必要があります。

そのためには、犬に必要な栄養素が何か?不要な素材は含まれていないか?ある程度把握することが大事!

今回紹介した成分や配合のバランスを参考に、犬の食生活を管理してあげましょう。

おすすめの記事