大型犬は一定の人気をほこっていますが、『介護』という視点が飼い主の中でも抜けていることがあります。

小型犬であれば、サイズも小さく体重も軽いため、病院への通院や散歩、体のケアなど人間一人でも可能だと想像にたやすいでしょう。

しかし、大型犬はどうでしょう?

いざという時のためにも、大型犬の介護に関する知識もおさえておきましょう!

1 大型犬の介護に関する口コミ~寝たきりや介護の実態~

dog-2417805_640

大型犬の介護を体験したことがある飼い主さんたちの口コミを集めてみました。

皆さん、どのような体験をされているのか早速みてみましょう。

大型犬の老犬介護の口コミ

大型犬の介護は大変です。
10歳のドーベルマンということもあり、シニア犬扱いになるのでペットホテルでも断られた経験があります。ペットホテルではシニア犬を預かることがリスクらしいので……。トリミングに関しても同様で、扱いにこまるとのことです。日中はどうしても夫婦共働きなので愛犬の世話ができず、いそいそと帰宅する日々。愛犬のこととは言え、残業もできず自宅に仕事を持ち帰る時は正直しんどいです。『大型犬だからかっこいい!』なんてイメージだけで飼育することは控えた方がいいですよ。
モンローさん 37歳

 

愛犬を介護するなんて考えもしませんでした……。
うちの子が8歳になってから、足や腰、関節等の怪我が増え寝ることが増えました。そのせいか、床ずれを起こしたり毛艶が悪くなったりと一気に老化が加速。昔はよく一緒にドッグランで走り回ったのに……。愛犬を介護するなんて夢にも思いませんでした。でも、よくよく考えてみれば、人間よりも年をとるペースが早い犬なら、いずれ飼い主が介護することに。うちの子は大型犬なので通院も大変ですが、なんとかがんばっています。これから大型犬を飼う方は、最後まで自分が面倒をみれるのか考えたうえで飼いましょう。
カブさん 35歳 

 

大型犬で長寿なら介護が必須になります。
愛犬は大型犬では珍しく長寿、今年で13歳になります。長生きしてくれることは嬉しいのですが、体はヨロヨロして視力も低下しているんです。それに、長時間動くことが辛いのか、1日中寝ていることがあります。マッサージや床ずれ防止の姿勢変更、腔内ケアなど若い犬とは違うケアが増えましたね。幸いにもかかりつけの動物病院は自宅から近く、何かあっても駆けつけることができますが、大型犬なので移動も大変です。フードや環境づくりは必須ですね!
モンローさん 37歳

大型犬の介護の口コミで分かった実態

大型犬の介護はよそう異常に時間や労力を必要とすることが分かりました。

また、通院や専用のグッズやフード等の経費もかかるため、出費もかさんでしまいます。

犬といえど、人間の介護と同じようなケアが必要とされます。

愛犬の介護の必要性が出た場合は、飼い主だけでどうこうならない可能性も浮上してきます。

そうなった場合、頼れるのが『ペット保険』です!

2 大型犬の老犬でも保険に入れる?!疲弊する前にチェックしよう

labrador-1667980_640

ペット保険とは、ペットが怪我や病気をした時に使える保険のことです。

本来なら、幼い内に加入しておくべきなのですが、色々重なり老犬になってから加入を考える飼い主さんも少なくはないでしょう。

そこで、老犬でも加入できるペット保険をいくつかピックアップしてみました!

老犬でも入れる保険紹介

ペット保険会社 新規加入上限年齢 継続上限年齢
ベッツベスト 16歳まで 16歳まで
②アイペット 12歳まで 終身
③SBIいきいき 11歳まで 終身
④プリズムコール 11歳まで(*大型犬は9歳まで) 終身
⑤au損保 10歳まで 終身
⑥日本ペットプラス少額短期保険 10歳まで 20歳まで

新規加入の時点で、愛犬の年齢が16歳に達していても加入できるのが『ベッツベスト』のペット保険です。

ただし、注意してほしいのが継続上限も同じく16歳までということ。

つまり、入っても1年しか使用できません。

その点を踏まえ加入するのであれば、②『アイペット』③『SBIいきいき』のペット保険と言えそうです。

今回は簡易的なリサーチのみだったのですが、犬種や年齢、そのた持病等を考慮してペット保険に加入しましょう!

3 大型犬の介護 | スモールステップでも効果あり!

dog-2579885_640

大型犬の介護で大変なのは、日常的な動作や食事への配慮です。

特に気をつけたいポイントをまとめてみたので、介護の参考にしてください。

大型犬の介護:トイレの工夫

決まったところでトイレができない場合は、おむつを履かせたりトイレの場所を増やす工夫を行いましょう。

また、老犬が過ごすエリアだけでもいいので、フローリングではなく床滑り止めやクッション性の高い素材に変えてあげましょう。

寝室は乾燥や撥水性にすぐれたシーツに替えると、交換の際も手間がかからず掃除も楽になります。

必要であれば、尻尾の被毛を包帯でカバーしてまとめたり、肛門まわりの毛をカットしたりして排便や尿の付着を防ぎましょう。

大型犬の介護:寝返りや床ずれの工夫

寝返りをこまめに行うことで、血流の悪化を防ぐことができます。

床ずれができてしまうと、痛みを感じ皮膚の炎症が進んでしまいます。

クッション性の高いシーツやベットを体の下にひいてあげ、寝返りの際の反動を和らげてあげましょう。

また、被毛に汚れがつかないように、蒸しタオルで拭き取ってあげ清潔さを保ってください。

大型犬の介護:食事の工夫

食事はシニア犬専用のものに切り替えましょう。

また、食感がよく消化しやすいウェットフードやペースト状のフードに切り替えてもいいでしょう。

通常のフードでも問題なく食べられるのであれば、フードの切り替えは不要です。

ただ、水分補給や摂取カロリーなどはきちんと配慮してあげましょう。

4 大型犬向けの介護用品を揃えておこう!

大型犬の介護が本格的に必要になった場合は、専用のグッズを揃えておけば飼い主さんの負担も軽くなるはずです。

ここでは、介護の現場で使用頻度が高いと思われるグッズをご紹介します。

大型犬向けの介護用品:カート

犬 ドッグカート ペットカート

nest17_pi_spec02

引用:https://item.rakuten.co.jp/dogcart/ad3021/

  • ドッグカート 耐荷重45kg
  •  価格58,000円 (税込 62,640 円)

商品について
ゆったりしたスペースを確保した全シリーズ最大モデル。耐荷重は45kgで大型犬や中型犬の多頭飼いに人気です。後部出入り口から愛犬が自ら乗り降りできる設計で、スムーズな乗り降ろしが可能。大型ながら小回りのきく3角構造は驚くほど軽いハンドリングが自慢です。新色のネイビーが新たに登場しました。

SPEC
■サイズ:[起立時]幅79×全長115×高さ101cm
[折畳時]幅79×全長90×高さ19cm
■本体重量:12.4kg
■耐荷重:45kgまで
■材質:アルミパイプ、ポリエステル
■生産国:中国
■付属品:エアポンプ、リストストラップ、リードフック×2(※ロイヤルミルク・タンゴレッドのみ、バイクモード用フラッグ付き)

引用:https://item.rakuten.co.jp/dogcart/ad3021/

このようなカートであれば、大型犬の移動も楽々!

40kg近い犬ちゃんでも乗せることができちゃいます。

また、小型犬や中型犬なら重さ次第で多頭を乗せることも♪

折り畳めるため、車や押入れでの保管で幅をとることもありません!

大型犬向けの介護用品:ハーネス

5836_7

5836_10

引用:https://item.rakuten.co.jp/pomp2007/5836-09/

  • 中大型犬用オス・メス兼用3WAYケアハーネス9号[ポンポリース] 
  • 価格9,504円 (税込)

全身用でも、前足用でも、後足用でも使える中大型犬用3WAYタイプのオスメス兼用ケアーハーネス。

前足と後足を通すので安定してペットを支えます。ショルダーとしてもご利用いただけます。 
股ぐりの中にはポリエステル綿を入れ、後ろ足をソフトに支えます。

【ここがポイント】
・力の入れやすい短い持ち手つき。立ち上がりや歩行の補助に。
・面ファスナーで簡単に着脱!サイズ調整も可能です
・ベルト長さを調節できるので、ショルダーとしても使える
・ハーネスを着けたままでも排泄ができる
・内側はエアメッシュでソフト!
・ご家族様の負担を和らげる肩あてクッション入り

引用:https://item.rakuten.co.jp/pomp2007/5836-09/

このハーネスが他の商品と違うところ、それはショルダー形式に変形して犬ちゃんをかついであげることができちゃうところです!

安定した抱え方になるので、大型犬であってもバランスよく移動が可能に!

飼い主さんにかかる負担も、ショルダー部分のクッションのおかげで軽減されています。

急な怪我で動かしたくない場合や、通院、散歩を嫌がる犬ちゃんであってもこのハーネスなら楽に移動させることができます。

大型犬向けの介護用品:おむつ

ca467_1

引用:https://item.rakuten.co.jp/nickswan/ca467/

  • 動いてもズレないモレナイペット用紙オムツ LLサイズ 大型犬用 5枚 犬用 ユニ・チャーム ペットケア
  • 価格 1,450円 (税込 1,566 円)

【特徴】
○「足まわりスッキリ形状」でゴワつかないから動きやすく、嫌がりにくい 
○ 「安心パワフル吸収体」が超小型犬のオシッコ3回分をしっかり吸収し、モレ安心 
○ 「立体モレ防止ギャザー」がオシッコやゆるゆるウンチをしっかりガード 
○ 「全面通気シート」でムレを防いで、お肌さらさら 
○ 「ふんわりやわらか素材」使用で、肌にやさしい 
○ 「何度でもつけ直しテープ」でつけ直しができ、簡単に装着できます
○ 洋服感覚のかわいい水玉柄のデザイン

引用:https://item.rakuten.co.jp/nickswan/ca467/

犬の足回りの動きを考慮した設計のデザインに、素材の柔らかさをプラスした大型犬用のオムツ。

臭い漏れの配慮もできていて、履かせる方も履く方もストレスフリーです!

水玉模様のデザインも可愛いので、お出かけの際でもきになりません。

5 「老犬介護士」犬専用の介護士も徐々に増えている!

dog-2818102_640

皆さんは『老犬介護士』という職業があることをご存知でしょうか?

犬の介護士のことを指すのですが、この職業も年々注目が集まっています。

核家族に伴うペットの需要が増えた次に待ち構えるのは介護です。

フードや医療が整った現代は、ペットも高齢化し介護を必要とするケースが増えています。

そのため、民間の資格にはなりますが老犬介護士という資格があるのです。

JCSA認定マスターライセンス
老犬介護士
「老犬介護士養成専門講座」修了者で、認定課題にて一定水準の知識、技能を満たした者

JCSA認定インストラクターライセンス
老犬介護士
A級・B級・C級
マスターライセンスを取得し、実技スクーリングに参加した者が対象

引用:http://j-csa.org/license.html

トリマーや獣医とは違った形でペットに接する大事な職業です。

これからの日本において注目度がたかく、また需要も増えるはずなので利用や資格取得など先にリサーチしておいてもいいキーワドでしょう。

6 老犬ホームの利用も視野に!

dog-734689_640

老犬介護士という言葉が聞き慣れない方も多いでしょうが、付随して覚えておくべきは『老犬ホーム』です。

老犬ホームとは、老人ホームの犬バージョンのことで、老犬を預かってくれる施設のことを指します。

老犬ホームも年々需要が高くなり、今では全国に開設されています。

ドッグランや保護施設とは異なり、有料の施設とはなりますが、忙しくて十分に老犬の介護ができない方や、どうしても家をあけなくてはならない方が利用する傾向にあります。

犬に関する知識が豊富で、経験豊かな介護スタッフが老犬のお世話をしてくれるので、飼い主からの評判は上々と言えそうです。

outline05

list

引用:https://www.rouken-care.jp/facility/hm0004/

■老犬ホーム例:東京都新宿区の老犬ホームドッグライフプランナーズ 新宿校(東京都)さん。

上記のように、東京の都心であっても老犬ホームは開設されています。

ネット上では、条件を絞り込んで老犬ホームを探すことも可能です。

預かってくれる期間に関しても、1泊プラン、1か月プラン、1年プランなど様々な形態があるので、生活状況に応じて選ぶことができます。

老犬の介護に疲弊しないためにも、このような施設を賢く利用して犬も飼い主も精神的な負担を減らしましょう!

7 まとめ

old-dog-1582205_640

大型犬であろうと、小型犬であろうと、いずれ老いてしまうもの。

年をとっても可愛い愛犬にはかわりありません。

愛犬の老いと向き合い、必要なら介護をして最後まで一緒に過ごせるようにしてあげましょう。

おすすめの記事