忠犬ハチ公でお馴染みの柴犬。

もともとは日本固有の犬種ですが、つぶらな瞳と愛くるしい尻尾がウケ海外でも人気となっています。

そんな彼らですが、飼育するに当たりのどのようなポイントに気をつけてれば良いのでしょうか?

また、老犬と呼ばれる年齢になったとき、どのように付き合っていけばよいのかリサーチしてみました。

1 柴犬の寿命と性格

柴犬をはじめ、犬は人間の寿命とは異なる年のとりかたをする生き物です。

彼らの性格を知る前に、まずは寿命について考えてみましょう。

老犬は何歳頃から?

犬 白内障

犬は基本的に人間よりも早く年をとっていきます。

犬種や個体差で年齢のカウント方法が異なるのですが、一般的に考えると犬の1歳は人間の約17歳にあたります。

その後はプラス4歳ずつで年齢を重ねていきます。

生まれてからの年月

小型犬の場合(9kg未満)

中型犬の場合(~23kg未満)
2年 24歳 24歳
3年 28歳 29歳
4年 33歳 34歳
5年 38歳 39歳
6年 42歳 44歳
7年 46歳 49歳
8年 50歳 54歳
9年 58歳 64歳
10年 62歳 69歳

簡易的にまとめた年齢表になりますが、彼ら柴犬をはじめとする犬はこのように年をとっていくのです。

飼いはじめて2,3年なんてあっという間に過ぎますが、その頃には立派な成人(成犬)となっているんですね。

センチメンタルになりたくはないのですが、10年も一緒に過ごすとあっという間に親や祖父母に近い年齢に。

年齢の計算方法から導き出すと、柴犬がシニア期を迎えるのはおおよそ5年~6年あたりだと考えられるでしょう。

10年一緒なら、確実にシルバー世代と考えるべきですね。

柴犬の平均寿命

柴犬 年齢

引用:https://shibadoraku.com/blog/?p=7882

上記の平均寿命の比較画像を見ると、柴犬の平均寿命は約13.6歳となっています。

色々リサーチした結果、柴犬の平均寿命は13~15歳くらいとなっていました。

もちろん、個体差や食事管理に差があるので、健康状態に問題がなければ20歳まで生きることも可能でしょう。

柴犬は他の犬種と比較しても特別短命というわけではないようです。

老犬になると性格は変わる?

柴犬だけでなく、犬全体に言えることなのですが老犬と呼ばれる年齢になると、以下のような態度や性格になると考えられます。

  • 威嚇や好戦的な面がなくなる
  • そうと思えば急に唸ることもある
  • 家族以外の他人がいても興味を示さない
  • お手やおすわりなどの芸をしなくなる
  • おもちゃで遊ぶことが減る
  • 慣れない場所には行きたがらない
  • スキンシップを欲さなくなる

人間にも同じことが言えるのですが、年齢を重ねると身体機能が衰えはじめるので、多くすぎる情報量を処理しきれずにいます。

そのため、認知がおそくなり動作もスローテンポ。

また、自身が体や感覚の衰えを自覚しはじめるので、環境の変化に極度の不安が募ってしまうのです。

老犬になった柴犬とのコミュニケーション方法

ペットを長く飼い続けるのであれば、老化は避けて通れない道です。

しかし、老犬になってもスキンシップが不要になるわけではありません!

老犬に適したスキンシップやコミュニケーションの方法を学び、子犬の頃と1ミリも変わらない愛情で接してあげましょう。

<スキンシップでチェックする部位>

  • 首元や背中➔首元や背中をなでながら、肉付きに変化がないかチェック。
  • 足腰➔足や腰、足首など関節部分に異常がないか、触っても嫌がらないかチェック。
  • お腹➔極度のハリやしこりがないかチェック。
  • 口の中、口の周り➔異物や口臭、歯の状態をチェック。
  • 目の周り➔目ヤニや皮膚の状態、瞳が白濁していないかチェック。

この他にも、耳元の炎症や毛のツヤ、尻尾の状態など全体的に見てあげて下さい。

ボディーチェックを行う際は優しく声掛けをしながら触れ、可能であればブラッシングも一緒に行うとよいでしょう。

2 柴犬の老犬は後ろ足に関するトラブルが多い?

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  • 夜鳴きが増える
  • トイレ(排泄)の失敗が増える
  • いつもの散歩コースで休憩が増える
  • 走るのが遅くなり後ろ足がもつれることが増える
  • 少しの段差も躊躇するようなる
  • 睡眠時間や横になる時間が増える
  • 食欲が低下し好きなフードを残す

柴犬は運動好きな犬種でもあるので、老化がはじまると散歩や身体機能に関するトラブルが増えはじめます。

  • よろける
  • 引きずる
  • 立てない
  • 震える
  • 力が入らない
  • クロスにもつれる

このような現象が増えた場合は、かかりつけの獣医師に相談しケアに関するアドバイスを求めましょう。

また、最近では犬専用の介護ケアグッズも販売されているので、専門店の販売士に相談するのがおすすめです。

3 柴犬の老犬に対するリハビリ&ケア方法

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愛犬が老化した時、支えてあげられるのは飼い主だけ!

そこで老犬の介護や補助の方法や、お役立ちアイテムをご紹介します。

かかりつけの獣医師がいる方は、ぜひ積極的に相談して介護や補助の方法を学びましょう。

痴呆や夜鳴きはサプリでケア

痴呆による夜鳴きは残念ながら物理的な対処法がありません。

人間の痴呆と一緒で治療薬はまだ研究段階なのです。

しかし、DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)のサプリメントやフードを意識的に与えることで、症状が改善するという事例もあるようです。

老犬用のフードに切り替える際は、脳神経や関節等の機能サポートの面から選んでもいいでしょう。

また、日光浴させることで体内時計を正常に保つことが期待できます。

昼寝はほどほどに、適度な運動をプラスすることで、夜は深い眠りについてくれるはず!

そのためには、飼い主も生活のリズムを整える必要がありますね。

老犬の後ろ足を補助しながらの散歩

老犬になると後ろ足がもつれたり、力が入らず座りこんだりと足腰周りのトラブルも増えます。

そんな時は無理をさせず、ゆっくりと歩くこと。

また、首輪からハーネスに切り替え体を固定しながら補助を行い運動機能の強化を行うといいでしょう。

若く健康な時であれば、多少のアップダウンのあるコースを好んだかもしれませんが、老犬になったならできるだけ足裏に負担のない柔らかく平坦な散歩コースを開拓しましょう。

階段や段差を嫌がる場合は、低い場所に誘導して無理させないように。

リハビリや介護にオススメのグッズ

  • トンボハーネス With LaLaWalk 2TA0011-85(中型犬、大型犬用介護用品)
  • 価格 18,360円 (税込)※参考価格

犬 ハーネス

引用:https://store.shopping.yahoo.co.jp/dism/wd-2ta0011-85.html?sc_i=shp_pc_catelist_itemlist_shsrg_img

広い範囲で体を固定しているので、行く苦しさもなく快適にお散歩ができます♪

見た目も可愛いデザインに仕上がっているので、補助用ハーネスに見えないクオリティー!

(※画像は大型犬用のハーネスですが、柴犬のような中型犬や小型犬用のハーネスも販売が確認できています。)

4 柴犬が老犬になった際の食事は?

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ドッグフードにはライフスタイル別の商品があります。

その中で、老犬向きのドッグフードとはどのようなものなのでしょうか?4

老犬向きのフード

  1. 高タンパク+低脂肪+低カロリー
  2. 消化の良い食材で構成されている
  3. 骨・関節に良い成分が入っている

運動機能、消化機能が低下する老犬は、成犬の時と同じようなフードを与えていると、運動不足で栄養を消化しきれずカロリー過多となってしまいます。

老犬と呼ばれる次期にはいったら、シニア用のドッグフードに切り替えましょう。

フードの与え方

シニア期になったからといって、急にこれまでのフードを変えるのではなく、徐々に切り替えていくのがおすすめです。

割合は9:1(シニアフード):(これまでのフード)や、8:2ぐらいで様子をみてみましょう。

食べかたや排便の様子に異常がなければ、1ヶ月ぐらいのペースでシニアフードに切り替えていきましょう。

1日の回数・摂取量目安

1日3回~4回に分け、1日の摂取量を補えるようにフードを与えましょう。

その日のコンディションによっては、あまり食しない場合もあるでしょうが無理をさせず見守ってあげましょう。

また、好きなフードが数種類あるなら、食べ比べで飽きがこないように与えてください。

フードを食べない時の対処

与えているフードがドライフードであれば、お湯でふやかして与えましょう。

また、犬ようのおやつやフードのトッピングを与えて香りや風味を加えるのもおすすめです。

ウェットフードなら粒感がすくない、ムースやペースト状のフードを与えてみましょう。

主人が直接与えると食欲が増す場合もあるので、食事の時間や環境はできるだけ配慮してあげましょう。

5 まとめ

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俊敏で愛らしい柴犬も、いつかは老犬になり寿命を全うする時期をむかえます。

老化にあらがうことはできなくても、最後まで快適な環境を整えてあげることは可能です。

愛犬のためにも、シニア期の準備は万全に!

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