愛犬家の間でも高い人気を誇る犬種『柴犬』

愛くるしい瞳や、くるんと巻いたしっぽ。

決して大型ではない体ながら、威風堂々としたおもむき。

彼らはペットとして飼いやすいのでしょうか?

柴犬の性格や特徴、コミュニケーションの方法など色々リサーチしてみました!

1 柴犬の性格と個性

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柴犬は人懐っこい?飼い主に従順?

愛犬家の間でも人気のある犬種なのですが、その性格はいかに?

まずは基本の性格から把握してみましょう。

柴犬の基本的な性格

「忠実で従順」とはまさに柴犬のこと。

犬らしい犬とであることは間違いありません♪

自分が飼い主と認めた人物に対しては、献身的につくし従順に従い信頼をおきます。

独立心が高い犬なので、いつもベッタリと過ごすのではなく、適度に構うぐらいがちょうどよい距離となりそうです。

ペットと飼い主でありながら、『家族』の一員として付き合えるそんな犬が柴犬なのです。

実は面倒くさがり?!

先にお話したように、柴犬は独立心がある犬種です。

そのため、躾や飼育に甘さがあると飼い主の言うことを聞かず、わがままになったり、命令(お座り・お手など)を無視してしまうことも。

飼い主は自分の気分次第で態度をコロコロと変えず、一貫した態度で接することが望ましいでしょう。

【こんな態度はNGです】

  • 犬のおねだりに応える
  • オヤツの催促に応える
  • 散歩の切り上げを犬次第にする
  • 人間の食事を欲しがると与える

犬の興味全てに応えてしまうと、犬の方が優位と勘違いされ主従関係が逆転してしまうので要注意!!

2 柴犬の性格と個性 | ライフステージ別の特徴

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ここでは、ライフステージごとの柴犬の性格を見ていきましょう。

子犬期(誕生~7ヶ月頃)

生まれてから半年、一年未満の子犬であれば好奇心旺盛で、見るもの動くもの全てに興味を持つでしょう。

この時期は社会性を身につけるためにうってつけな時期!

できるだけ外出をし、色々な情報を吸収させてください。

青年期(8ヶ月頃~3才頃)

子犬を経て青年期に差し掛かると、だんだんと自我が芽生え独立心が強くなっていきます。

この頃までに得た経験や知識によって自信がついてくるのです。

多少わがままな振る舞いをとる子もいますが、子犬の名残なので適切な躾を行い対応すれば問題ありません。
少々やんちゃな時期なので、運動量を増やしてフラストレーションの解消を行うといいでしょう!

成期(4才頃~7才頃)

この頃になれば落ち着きを身につけ、人間との暮らしも板についているでしょう。

飼い主の生活パターンや、それに応じた自分の生活パターンも理解しています。

飼い主が寝坊しそう、自分の朝食が用意されていない、このようなイレギュラーな出来事に吠えてアラートを出してくれるのも、生活パターンを理解しているからなのです。

賢くなった成犬はまさに飼い主の良き相棒役!

平穏でリズムの整った生活を好む傾向が強くなるため、コミュニケーションを欠かさず日々のコンディションチェックを怠らないようにしましょう。

シニア期(8才~)

シニア期に差し掛かると、身体機能や感覚機能が衰えるため、これまで行えた生活パターンが鈍くなります。

運動や食事を徐々にシニア向けに変え、日々のコンディションにはこれまで以上に配慮しましょう。

シニアになっても、嗅覚や触覚の機能は機能することが多いので、コミュニケーションは欠かさずに!

人間と同じように、シニアになり頑固さが垣間見えることもありますが、粘り強く接して愛情を注いでください。

3 柴犬の性格と個性 | オスとメスの違い

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性別によって性格や行動に差がでるのでしょうか?

家族の一員に柴犬をむかえたいと考えているなら、ぜひ個体差についても学びましょう。

柴犬のオスの性格

柴犬のオス全体の基本的な性格からふれてみましょう。

成犬となった柴犬は、縄張り意識が強く気性が激しくなります。

そのため、普段から躾やコミュニケーションを欠かさず、気性のコントロールができるようにしましょう。

じゃれて甘噛みしたとしても、しっかりと注意し主従関係を明確に表してください。

柴犬のオスは優れた番犬となり、飼い主にとってよきパートナーになれる一方、わがままが過ぎると攻撃性が高まるので注意が必要です。

とは言え、躾に関しては基本的なコマンドを覚えさせておけば、賢い犬種なので暴走するようなこともないでしょう。

  • 悪戯をしたら毅然とした態度で叱る
  • ご飯・おやつの際は「座れ」「待て」「お手」の練習を行う
  • 自分の名前を認識させ声かけで呼び寄せるようにする

柴犬のオスに限った話ではありませんが、基本的な躾を行い主従関係を明確にすることこそが愛犬家としてのモラルであり最低限のルールです。

柴犬のメスの性格

柴犬のメスはオスと少々異なり、落ち着きがあり「大和撫子」のようなおしとやかさを持ち合わせています。

個体差によっては少々マイペースでわがままな一面も。

また、普段はおとなしい性格の子でも、来客や散歩の際に攻撃的に威嚇することもあります。

ただ、基本的にメスはオスのようにマーキングする習性はないので、散歩や排せつに関する躾はしやすいでしょう。

オスよりも友好的で従順な性格のメスは、室内犬としても飼いやすいと言えます。

  • 基本の躾はオスと同じでよい
  • 声かけの際は大きく穏やかに
  • コマンドに正しく反応できたらオーバーリアクションで褒める

4 柴犬の性格と個性を活かした躾&飼い方

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柴犬のオス、メスともに性格が多少異なっても愛らしい犬種であることには変わりありません。

彼らと良い関係性を築くには、日々のコミュニケーションや躾が大前提!

ここでは、柴犬の個性や気質を考えた躾にふれてみましょう。

躾(しつけ)

柴犬が生後3ヶ月~4ヶ月頃は人間の5、6歳となります。

このタイミングから躾を開始することで、後々の性格に良い影響を与えます。

独立心が高く好奇心も旺盛な彼らを躾けるなら、ゲーム感覚で集中できる仕組みを考えてあげましょう。

また、躾のコマンドを覚えさせる際は、短期集中型で取り組んでください。(1回の躾練習は10分程度。)

柴犬の中には、面倒くさがりな性格のものや、慎重すぎて臆病な性格なものもいるので、個体差に合わせ躾を行うことを念頭におきましょう。

躾を守り、コマンドを覚えた際は是非おやつやスキンシップで褒めてあげてくださいね!

自宅での過ごし方

性別によって異なりますが、柴犬は成犬になるにつれ外出の際に排せつが増えていきます。

習慣的要因やマーキングの影響によるものなのですが、散歩=排せつ時間と認識され室内や自宅で排せつができなくなってしまうと生活に支障が。

散歩以外でも排せつができるようにトレーニングをしっかり行いましょう。

  • 室内専用トイレを設置する
  • 庭や野外の一角にトイレスペースを設置する

トイレの躾は一度覚えたら、あとは習慣づくので根気強く教える+褒めるが大事ですよ!

留守番について

柴犬は独立心の強い犬なので、留守番に関しては耐性があると言えます。

しかし、最初の内は短い期間で試し、「飼い主の外出」→「飼い主の帰宅」→「外出しても戻る」といったルーティンがあることを認識させましょう。

挨拶やドアの開け閉めの際も、特別な合図を出さず自然に。

練習の際は、ドアの付近で待機させ、出入りの際に鳴かないか短時間で訓練して、上記のルーティンを認識させましょう。

散歩の際に注意点

柴犬の性格や気質を考えると、日々の運動は必要不可欠です。

散歩に関しては「1日1時間」が目安となります。

彼らの探求心を高めるために、複数の散歩コースを開拓しておくのもおすすめです。

まとまった散歩の時間が確保できない場合は小分けでもOK。

  • 朝・昼・夜の内1時間
  • 朝・昼・夜の内30分×2回
  • 朝・昼・夜の各20分×3回

外での散歩は生後3~5カ月は頃を目安に、必要なワクチン接種が終え獣医師からのOKがでたら始めましょう。

最初は慣れることを念頭に、1日20分から30分を目安にし体力に合わせ上記の回数や時間をこなしていきましょう。

他の犬との接近

柴犬は縄張り意識が強い犬種なので、他の犬と接触した場合敵意を表し攻撃的になることも。

ただし、日々の躾をきちんと行えていれば、暴走することなく犬同士のコミュニケーションをとることが可能です。

秩序が守れている子であれば、適度な社交性がポジティブに発揮され、じゃれあったり玩具で遊びあったりと他の犬とも慣れ親しむことができます。

社交性を身につけるには、子犬期に可能な限り親犬や兄弟犬と触れ合える環境下で育て、社会性を身につけさせることをおすすめします。

来客の際の注意点

自宅は彼らのテリトリーです。

自分や飼い主を危険から守るために、多少の威嚇行為は正常な反応です。

ただし、来客の際はハッキリと明確に静止するコマンドを発し、相手が無害であることを伝えましょう。

飼い犬の性格や、来客の犬に関する知識・慣れに応じてスキンシップをはかってもらいましょう。

また時間をかけ段階をふみ、両者のリラックスが確認できたときのみに交流をもつように。

コミュニケーション

子犬から飼い始めるなら、ブラッシングや食事を通して人間との信頼関係を築くことです。

頭部や背中をゆっくりと触れ、慣れてきたら軽いブラッシングで全体に触れていく。

段階をふみ、触れられることに危険性はないと教えるのです。

食事も同様、与えるタイミングや下げるタイミング、また不意に餌に触れられても奪われることがないと教えることが大事です。

そのためには、常に同じコマンドで合図を発することが大事です。

人が違うことでコマンドが変わると混乱するので、コマンド(お手やお座りなどの命令を意味する言葉)は固定するように!

5 まとめ

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柴犬の性格と個性に関して色々とリサーチしてみましたが、彼らは日本古来から受け継ぐ「和」を感じる粋な犬種だと思いました。

独立心が高く個々に自我があり、物事の判断に優れ高い知性さえ感じます。

愛くるしいルックスを持ち合わせながら、勇敢さや威厳を発揮し人々を魅了しています。

そんな彼らを愛犬としてむかえるには、適切なコミュニケーションと躾は必要不可欠。

全ては「飼い主次第」であり「生活環境」に左右されることをお忘れなく!

愛情をもち接することで、彼ら柴犬は生涯のよき相棒となってくれるでしょう。

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