愛犬が何だか太ってきたと思ったら、何と妊娠?!

人間も犬も、妊娠に気づきやすい場合と、そうでない場合があります。

もしも愛犬に妊娠の兆候が合った場合、どのようなケアやサポートを行えば良いのでしょうか?

今回は、犬の妊娠や出産に関する情報をまとめてみました!

犬の妊娠について

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メス犬を飼うのが初めての場合、妊娠や出産に不安をおぼえてしまいますよね。

でも、飼い主さんの不安以上に、愛犬の方が不安と恐怖でいっぱいなのです。

愛犬が無事に妊娠を経て出産できるように、飼い主としてあらゆる面でサポートしてあげましょう!

まずは、犬の妊娠について把握です。

犬が妊娠できる年齢

  • 犬の交配のタイミングは排卵後4~5日間
  • 生理出血から9日後ほどで排卵期

この点を踏まえて説明すると、犬が妊娠できる年齢は1歳半~6歳頃までと考えるべきでしょう。

人間でもそうです年齢が上がるほど、妊娠・出産による様々な影響が負担となります。

だからと言って、若すぎる内に出産を経験させることも控えましょう。

成長期に必要な栄養が子どもに送られてしまうので、母体の健康状態が悪化してしまう可能性もあります。

最近はミックス犬も話題になっていますが、母親が小型犬×父親が大型犬などというコンビだと、生まれてくる子犬が大きくなる可能性があり、母体に負担となるので可能な限り無理な交配は避けてあげましょう。

犬の妊娠期間

犬の妊娠期間『2ヶ月』です。

え?!こんなに短いの??と思われる飼い主もいらっしゃるでしょうが、犬の妊娠期間は人間より短いのです。

誤差はもちろん生じますから、58 – 68日ほど見積もって必要な準備を整えましょうね!

犬の出産にかかる時間

出産間近になると体温が下がりはじめ、その10時間後あたりから陣痛が始まります。

出産の兆候としては、以下のような傾向が見られます。

  • 巣作り行動を始める
  • 落ち着きがなくウロウロする
  • 前足で地面を掘る
  • 食欲がなくなる
  • 頻繁にトイレに行く

また、体温が38℃~39℃から1℃~2℃ほど下がると、陣痛が始まりやすくなります。

妊娠後期に差し掛かった場合、定期的に体温を測って出産に備えましょう。

犬が妊娠したか兆候を調べてみよう!

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妊娠期間や、出産兆候の前に見られる行動が何となく理解できたでしょうか?

次は、愛犬の体に現れる変化について把握しておきましょう!

犬の妊娠の見分け方【お腹】

通常、妊娠中の犬の体型というのは妊娠後期にになるまでほとんど変化ありません。

妊娠4週~5週目の間に徐々に腰が太くなり、次第にお腹がふっくらしてきます。

この頃になってようやく愛犬が妊娠している事に気づく飼い主も珍しくはありません。

犬の妊娠の見分け方【おりもの】

妊娠から4週間~6週間に差し掛かると、張ったお腹と同調したかのように乳首周辺の毛が抜けます。

これは母乳を分泌する乳腺による刺激により起こる現象です。

この変化が現れる頃には、犬の食欲も戻るはずです。

外陰部からおりもの様な粘液が出ているのを確認したら、まず間違いなく出産が間近でしょう。

犬の妊娠の見分け方【乳首】

妊娠2週から3週間目以後になると、乳首の色の変化が現れるので注意して観察しましょう。

乳首がピンクまたは赤みがかった色になり、腫れているように膨らんだ場合は乳腺が刺激され、出産に向けた体の作りとなっている証拠です。

犬の妊娠の見分け方【巣作り】

出産間近になると、そわそわと落ち着かず人の気配がないスペースで休むことがあります。

これは母犬は巣作りと言われる行動です。

安全に子犬を出産できる環境作りの行為なので、決して邪険にせず清潔な環境作りをサポートしてあげましょう!

犬の妊娠から出産までの症状

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犬の妊娠から出産までの期間を、期間別の症状と並べてみました。

犬の妊娠時期 代表的な症状とケアのポイント
妊娠初期
  • 交配から約21日間受精卵が子宮に着床する。
  • 大事な時期であるため、激しい運動は避ける。
  • 特に、障害物やジャンプが厳禁。
妊娠中期
  • 安定期と呼ばれる時期なので多少の運動はOK。
  • 慣れ親しんだ散歩コースを歩くことは妊娠による肥満を防ぐ。
  • 食事は妊娠用の高カロリー食に切り替える。
妊娠後期
  • 細菌感染を防ぐためにも妊娠中期を過ぎたら検診へ。

(ブルセラキャニス菌に感染すると流産の確率が上がってしまう。)

愛犬の妊娠で、目まぐるしく変化が起こりますが一番不安を感じているのは犬ちゃんです。

飼い主さんも不安だとは思いますが、もしもの時は飼い主さん自ら子犬を取り上げるぐらいの覚悟を持ちましょう!

(※ちなみに私は過去に何度か愛犬の子犬を取り上げた経験があります、とても神秘的で貴重な体験でした。)

犬の出産準備 | 快適な環境作りで出産サポート!

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愛犬の出産が始まってからは、ただただ安全に出産できるか見守る他ありません!

ただ、それまでの環境作りは飼い主さんの出番です!

犬の出産に必要なグッズをリサーチしてみましたので、是非出産前にそろえてあげましょう。

出産の必須グッズ

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  • 電子体温計

体温の低下を察知して出産に備えることができます。人間用の体温計で代用可能です。

 

  • タオル

子犬をくるむタオル、羊水を拭き取るタオル……、多岐にわたり必要になるので、サイズ違いの清潔なタオルを多めに用意!

ちょっと大げさかな?ぐらい用意して困ることはないですよ!

 

一般的な木綿糸や、動物病院で扱っている縫合用の糸を用意しておきましょう。

この糸でへその緒を切ることになるかもしれまえん。

通常は母犬が自分で噛み切るのですが、そうできない場合は飼い主さんが代わりに切断しましょう。

止血の役割も兼ねているので、忘れずに。

 

  • ハサミ

切れ味が確かな裁断用がおすすめです。準備する際は消毒しておきましょう。

 

  • 消毒綿

体温計やハサミ、手のひらなだ色々なモノを消毒する際に使用します。

ティッシュペーパーやキッチンペーパーでもかまわないのですが、できれば医療用の綿の用意を。

 

  • 保温箱

犬が一度に出産する数は4~5匹前後。

最初の一匹を出産してから、次の子犬を出産まで時間があくこともあるので、体温保てる環境が必要となります。

保温箱があれば最適なのですが、ない場合は段ボールにカイロや湯たんぽを敷き、その上からタオル等で包み即席の保温箱を作ってあげましょう。くれぐれも火傷しないようにカバーしてくださいね。

備えあれば憂いなしなグッズ

  • 筆記用具
    子犬が順調に成長しているかを記録するためには、産まれた時の体重を記録しておくのも大切です。最初から記録しておきましょう。

 

  • はかり

デジタルのものでしたら細かく量れるものがいいです。

普通の台所用で十分ですので1~2kgまで量れるものを用意しましょう。産まれた子犬の体重測定に使用します。

 

  • 動物病院の手帳・連絡先

もしもの場合に対応してもらえるように、手元に用意しておけば安心です。

また、かかりつけの動物病院以外にも、住まいから近く救急対応している病院のリストを控えておきましょう。

出産の環境作りをポイント解説

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出産の際、愛犬が安心して子犬を産めるかどうか、環境にかかっていると言っても過言ではありません!

出産場所に慣れさせる

いつもくつろぐ場所で出産……なんてことになっては大変!

室内犬でも無防備すぎるため、予期せぬトラブルに見舞われることが。

出産が近づいてきたら、出産場所を用意してそこで産むように促しましょう。

大きめの段ボールがあると何かと便利ですので、幅は犬の体長の約2倍×奥行き約1.5倍ほどがベスト!

高さは母乳で膨らんで垂れたお乳が、当たらない程度の高さにしてください。

また、取り外しが可能な蓋やカーテンがあると、暗室を作ってあげられるのでオススメです。

同居犬と離す

多頭飼いしている家庭である場合は、母犬から他の犬を離してください。

可能であれば、ゲージで区切ったり過ごす部屋を分けるように。

少々心苦しいのですが、予期せぬトラブルを避けるためにも、犬同士慣れてもらいましょう。

車の準備

車の中にトイレシーツやタオル、汚れモノが出ても片付けられるようにビニール袋など用意して積んでおきましょう。

新聞紙も何かと重宝するので備えておきましょう。

車は緊急時、動物病院に駆け込めるよう発進しやすい位置に停め、燃料も必ず確認を!

まとめ

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もうすぐ愛犬の出産日!

高鳴る不安と期待でドキドキするとは思いますが、出産の準備を万全に整えいざと言う時は、サポートできるように気遣ってあげましょう。

出産に必要な道具や、安心して子育てできる環境が整っているかチェックを行いましょう!

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